魔法の天使、堕ちる。ハーレムアクメエンド。と思いきや……!?
異次元の侵略者と守護者の戦い。
主人公の朝木弘樹(あさきひろき)は侵略者ガイストの支配階級の一角である狼の能力を継承する。ガイスト化した人間は理性をなくし本能のままに動くのだが、弘樹はそれに抵抗でき、人間の思考を保てている。
ガイスト殲滅するための装置であるのがドール。型式としてナンバリングがされている。一桁台のドールはプロトタイプであるが個性的な性能を持っている。量産型は安定した強さの代わりに個性が失われている。 ヒロインのシオンはNo.7である。
エンディングはこの最期を組み込んでのものだった。
「あなたを愛していることだけが
私の生きた証
最後の願いはただひとつだけ
愛したこと絶対に忘れないで 」
最後にシオンが刺されてしまうわけだが…。
心臓を破壊されれば循環器系が働かずに死んでしまうだろう。肺を貫かれれば血液が溜まり圧迫されて酸素を取り入れららなくなり死んでしまうだろう(呼吸が細くなっていきかなり苦しんで死んでいくらしい)。
異質なガイストへの対兵器であるドールが、プロトタイプとはいえ、たかだか急所の一箇所を刺されたくらいで死ぬように造られているとは思えない。あの程度の普通の刺し傷だったら回復できたかもしれない。
強靭な肉体に再生能力があったとしても重要なコアが存在しそれを破壊されたということは十分有り得る(某魔法少女のように)。それでなくとも特殊技術による人造人間であるから、重篤な不具合や叛逆に対して生命活動を停止させる”指示”は十分考えられるか。
ダークヒーローであるウルフガイスト弘樹。協力者のスネークガイスト雪子先生。裏切りのドールシオン。今後の戦闘に対して負傷や奇襲に対して何もしていないとは思えない。しかし最高指揮官が奇襲をかけてくるとは思っていなかったかもしれないし、彼だからこそ対策が無駄だったのかもしれない。
インフィニティは生きているし、ガイスト殲滅は続行されるだろうし、弘樹との死闘は必至。弘樹もあっさり殺されてしまうか、シオンが生きていて抗戦するか、別のヒロインが出るのか…?
シオンの物語はここで終わってしまったとしても、ガイストとドールの戦争は続くのでそれを描く物語があっても面白そうだが、そもそもLilith原作アニメは大体バッドエンドを描いているが…ゲーム本編も…。